schunの日常

schunの日常を適当に綴っていきます~【今週お題】もこちらから。(笑)。

今週のお題 あのピンチを振り返る

今週のお題「人生最大の危機」

人生最大の危機ってわけではなく、入力画面に表示をされていた「あのピンチを振り返る」ってなお題で思い起こしていきます。

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まだ30代だった頃の話。今から10年くらい前ですかね。

ものすごくできる上司ってのが2人いました。

ただ、ものすごく仲が悪い。

上司Aと上司Bにしましょうか。

 

上司Aには新規採用の頃から目をかけてもらっていて、課は違がかったものの、食事に連れて行ってもらったり、仕事の悩みを聞いてもらったりしていました。それから15年くらいたって4つの町が合併し、ひとつの市になりました。

上司Bは合併して一緒の市の職員になりました。B町出身者で、A町出身者を嫌う傾向が有り、A町出身者は結構きつく当たられるというもっぱらの評判。これでは、上司Aとの折り合いもいいわけはない。そもそも年齢的にもおんなじくらいの年齢なので(´Д`;)。

 

そんな上司Bのところに僕が異動で部下で入ることに。僕もA町出身者なため、A町出身者からは、「あたられるな。あいつ」的な言い方をされ皆さんに心配していただきました。

僕の方は、A町出身っていことは隠しようがないので、正直に申し上げ、「何も分かっておりませんので、色々と教えてください」とお願いし、仕事をご一緒することとなりました。

 

このとき、上司Aと仲がいいということは一切触れずに・・・・。

 

そんな中で仕事をしていましたが、意外と手とり足とり教えてくださって。山の管理がその課の主要なお仕事だったこともあり、山の歩き方なども教えてくださいました。そのため、今では山の師匠と仰いでおります。o(_ _ )o

仕事柄A上司とも付き合いがあり、A上司からの指示事項は、A上司の部下のお兄ちゃんから、メールで僕のところに指示が入り、それをB上司の考え方を考慮しながら、

「こんなご意見、ご要望が地元の方で出ているようですが・・・。」的な言い方でB上司に報告し、落としどころを模索しながらB上司よりご指示を頂いてA上司のご指示をこなしておりました。

 

それから1年後・・・。

なんと、僕の部署にA上司が6ヶ月の期限付きで異動でお越しになりました。頭を抱えたのは、僕とA上司の部下のお兄ちゃん。

B上司は僕とA上司の関係はもちろん知らず。当然、同じフロア。同じ事務所内において、同じ役職で対峙してしまったこのA上司とB上司。事務所内は、どちらにも気を遣う雰囲気を醸し出しながら皆さんお仕事をしておられました。

このため、A上司の指示事項は・・・・。これまた、目の前にいるのにも関わらずメールで来る。それをなんとかB上司に伝え、A上司の指示をなんとか遂行する。というような始末。ホトホト、A,B上司の部下としてお兄ちゃんともども疲れ果てたことを覚えています。

 

そんな中、起こりました。

僕がA上司が探しているということで、2階の食堂あたりを探していると、今度はそれに付随した案件の話で、B上司が僕を探しているという話が入る。

しばらく、かくれんぼてきに動いていたんですが・・・。

そんなときにとうとう起きてしまいました。

A,B上司がその案件で「あーだ、こーだ」のキツめの意見交換

(´Д`;)。

それを食堂で見た瞬間・・・。流石に逃げました。(笑)。

両方とも課長補佐職。ひとりは観光系に造詣が深く、お一人は土木関係に長けている上司。おふたりともものすごくお仕事ができる方で、僕が師匠と仰いでいたんですが、流石に立場の違いから見解が分かれることも多く、そんな状況で、このキツめの意見交換も起きていました。

 

しかしねぇ~逃げてばかりもいられないですよね。(´Д`;)。

雰囲気が悪くなるだけですし・・・・。

 

ということで、動いたのが、A上司の部下と課長の所に行って、

「両課長補佐が食堂でやりあっています。●●●の件でご意見が合わないようなのですが、僕らと一緒にご対応いただけませんでしょうか・・・」

 

結果的になんとか無事に課長さんに収めていただきました。

 

その後、A上司は予定通り異動。

A上司が異動する最終日。

A上司に、

「お疲れ様でございました。とっても勉強になりましたが、とっても疲れた6ヶ月間でした。お世話になりました」とお伝えしました。

A上司も察したでしょうね。

「そうか~。疲れたか・・・。」とのコメントが返ってきました(笑)

そのあと

「まぁ、そういう時期もあるさ!!」ってお話いただきましたが。

 

その後もA上司とは、1年に1回年末の仕事納めの日に欠かさず少人数で飲み会を行い、「A上司と語る会」的に過ごし数年前にご退職。

B上司とはというと、山の管理の立場から離れたあとも、北アルプス立山、富士山などいろいろな山に連れて行ってもらいともに楽しい時間を過ごしました。B上司も当然現在は退職されております。

 

人間関係って奥深いですね。

僕の人生最大の危機っていうわけではないですが、思い出深いピンチですので、今回はこのお題で書いてみました。o(_ _ )o